ごあいさつ−多禰嶋システム工科学院の開校延期について−


 当学院が発足して2年が経過しました。当学院設立の本来目的でありますICT技術者専門校「多禰嶋システム工科学院」の平成22年度開校は、残念ながら再度延期することに致しました。地元を含め、応援頂いた皆様方の期待とご支援に答えられない結果となり誠に残念ですが、入学希望者がほとんどなかった事がその理由です。そしてその背景、課題・問題等を解決する力が私共に不足した為です。これらの問題解決には、その環境整備とともに時間をかけ地道に進める必要があるとの再認識をしております。これまでの2年間、厚生労働省の雇用促進事業や職業訓練教育で延5回の情報技術短期講座を開講し、50人以上の講座修了者を出した事で、幾分でも本学院設立の意義と実績を示し、今後の足掛りを作る事ができたと思っております。当学院は当分の間、これまでの雇用促進事業や市民講座、また、国の施策に沿ったICTによる地域活性化事業等を手掛け、機が熟した段階で改めてシステム工科学院の開校を実現する事と致します。それには、島の子供達にまずコンピュータやインターネットという今後の仕事や生活に欠かせない知識や技術への興味と関心を持たせる事、その為に、小中学生を対象としたパソコンクラブの運営や各学校の要請に応じた出前授業の実施等を当学院の新年度の活動として計画しております。
 幸い、22年度中に地元西之表市に光ファイバーの敷設が計画されています。このようなブロードバンドの基盤整備が進みますと、島にソフトウエア企業の進出や、コールセンター、データセンターの誘致等の可能性が現実的になり、身近にコンピュータを核とした情報通信技術(ICT)の重要性が話題化されるものと思っております。
 「多禰嶋システム工科学院」につきましては少し時間を置いて、再出発いたします。今回は、1年の延期でなく3〜4年にはなると思いますが、今後とも、本学院の「真のICT技術者育成を通じて地域活性化と国全体の更にはグローバルな経済文化への発展に寄与する」という設立理念を忘れずに、その目標達成にむけ関係者一同一丸となって邁進する所存ですので、皆様方の引き続きのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。


 平成22年3月
特定非営利活動法人コスモ学院
理事長 八板 陽太郎

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